6月12日、長野県南佐久郡小海町で出力約10.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「小海高原太陽光発電所」の運転開始セレモニーが開催された。

地元の銘酒「井筒長」で鏡割り
InvenergyのJim Murphy社長、SBエナジーの青木智久 最高業務責任者(CBO) 兼 電力事業本部長、小海町の黒澤 弘町長など(出所:日経BP)
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 米国の再生可能エネルギー発電事業者大手であるInvenergyの日本法人、インベナジー・ジャパン(東京都千代田区)と、ソフトバンクグループのSBエナジー(東京都港区)が共同で建設した。

 事業主体は、特定目的会社(SPC)の「小海高原ソーラー・エナジー合同会社」で、出資比率はインベナジー・ジャパンが60%、SBエナジーが40%となっている。

 SPCの職務執行者は、インベナジー・ジャパンの天野明代表執行役が就いている。

 Invenergyは、米国や欧州において、大規模な再エネ発電所や蓄電池設備を開発・運営しており、再エネではとくに風力発電を得意とする。

 Jim Murphy社長 兼 最高執行責任者(COO)によると、北米の独立系発電事業者では最大規模としている。世界各地で稼働済み・開発中の風力・太陽光などの発電・エネルギー貯蔵設備は、6カ国・146カ所で合計出力22.6GW(2万2600MW)以上としている(関連ニュース:ラスベガスの巨大ホテル向けの100MW)。

 同社にとって、日本で初めての再エネ発電所の稼働となった。このほか日本では、固定価格買取制度(FIT)に基づく発電所として、合計約340MWのプロジェクト開発を進めている。案件は、風力が中心で、洋上プロジェクトも含んでいる。

 インベナジー・ジャパンとSBエナジーは、福島市松川町において、出力約10.5MWの「クイーンズ太陽光発電所」の開発も進めている(関連ニュース)。

 SBエナジーにとっては、今回の小海のメガソーラーは39カ所目の稼働で、長野県では2カ所目となった。