宗派を超えた有志僧侶が設立した
(出所:TERA Energy)
[画像のクリックで拡大表示]

 宗派を超えた有志僧侶が設立した電気小売事業者TERA Energy(京都市)は6月3日、中国電力管内の寺院・飲食店・一般家庭向けに電力供給を開始した。再生可能エネルギー70%以上の電力を供給する。

 電源構成は、固定価格買取制度(FIT)を利用した「FITバイオマス」が25.8%、「FIT風力」が23.1%、FITを利用しない「風力」が17.7%、「FIT水力」が4.7%、「FIT太陽光」が4.5%など。みんな電力(東京都世田谷区)から調達した。

 電気料金の算出方法をシンプルにして透明性の高い料金体系とした。日本卸電力取引所の市場価格に連動して算出した原価に手数料を足して使用量で掛け、一般送配電事業者に支払う託送料を足したものが月々の電気料金となる。

 また、月々の電気料金の一部を「お寺・地域サポート費(ほっと資産)」として寺院に寄付し、具体的な運用方法を各寺院のコミュニティの中で考え、地域や寺院の活動に活用する。自死・自殺、ひきこもり、格差、少子高齢化、過疎・過密化などの社会課題の解決を目指すという。