七ツ島バイオマス発電所
(出所:IHI、東京センチュリー)
[画像のクリックで拡大表示]

 IHIや東京センチュリーなど8社が設立した七ツ島バイオマスパワー合同会社(鹿児島市)は5月8日、鹿児島市七ツ島にバイオマス発電所を建設し、5月7日に全体竣工したと発表した。

 発電所名は「七ツ島バイオマス発電所」。IHIが保有する土地の一部約6万2000m2に建設したもので、出力規模は49MW。年間発電量は、一般家庭約7万7000世帯に相当する約33万7000MWhを見込む。

 発電設備には、循環流動層ボイラーと蒸気タービンを採用し、バイオマス燃料を燃やして発生させた蒸気でタービン発電機を回して発電する。燃料には、輸入したパーム椰子殻、木質ペレットのほか、国内間伐材を用いる。年間約20万tのCO2削減に貢献する見通し。

 発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき、20年間にわたって九州電力に全量売電する。売電価格は非公表。

 七ツ島バイオマスパワー合同会社は、2社のほか九電工、鹿児島海陸運送、島津興業、南国殖産、日本瓦斯、鹿児島銀行、九電みらいエナジーが出資する。出資比率は、IHIが39.9%、東京センチュリーが25.1%(他6社は非公表)。

 同バイオマス発電所の隣接地には、出力70MWの国内有数規模のメガソーラー(大規模太陽光発電所)「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」が稼働している。こちらもIHIの所有地を活用したもので、事業主体のSPC(特定目的会社)には、IHIのほか、京セラ、KDDI、九電工、鹿児島銀行、京都銀行、竹中工務店の6社が出資した(関連記事:七ツ島70MWのメガソーラー、稼働から3年、火山灰の影響は?)。

■変更履歴
公開当初、出資会社の社名を「給電みらいエナジー」としていましたが,「九電みらいエナジー」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2019/6/14]