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タイBanpuなど、北海道むかわ町に22MWのメガソーラー稼働

2019/06/11 10:25
工藤宗介=技術ライター
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むかわ町ソーラーパーク発電所
(出所:バンプーパワージャパン)
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竣工式の様子
(出所:バンプーパワージャパン)
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 タイのエネルギー事業者Banpu Powerなどが出資する特定目的会社(SPC)であるM・N・P合同会社は、北海道むかわ町にメガソーラー(大規模太陽光発電所)「むかわ町ソーラーパーク発電所」を建設し、6月6日に竣工式を開催した。

 太陽光パネルの合計出力は22MW、連系出力は17MWとなる。

 元山林の約40haに太陽光パネル8万6000枚を設置した。年間発電量は、約4500世帯分に相当する19.4MWhを見込んでいる。むかわ町の世帯数は約4300世帯であり、ほぼ町全体の電力を賄える規模になるという。発電した電力は北海道電力に全量売電する。買取単価は40円/kWh。

 太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製を採用した。EPC(設計・調達・施工)サービスは、シャープエネルギーソリューションおよびサンテックが担当した。

 事業主体のM・N・P合同会社は、Banpu Powerのグループ会社Banpu Renewable Singapore、タイの再生可能エネルギー事業者Impact Electrons Siam、一般社団法人ソーラーパワー1が出資する(出資比率は非公表)。また、みずほ銀行など6行によりプロジェクトファイナンスを組成した。

 2018年8月に商業運転を開始したが、9月6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で竣工式を延期していた。Banpu Powerの日本法人バンプーパワージャパンは、避難する地域住民向けにドライフードや携帯電話の充電機器を差し入れた。また、3月にはシャープ製の可動式ソーラー充電スタンド5台を寄贈した(関連記事:バンプーパワー、福島県の矢吹町と白河市にメガソーラー建設)。

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