九州電力は6月6日、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了した「卒FIT」住宅太陽光による余剰電力の買取条件を発表した。買取単価は7円/kWh(消費税相当額10%含む)とした。

 契約期間は、FITの終了した翌日から翌年4月の検針日の前日まで。以降、1年ごとの自動更新となる。また、買取単価は今後変更する場合がある。詳細な内容については、買取期間終了の4カ月前をめどに、個別に郵送で通知する。

 同社と売電契約した顧客を対象に、AIスピーカーに話しかけることで家電の操作や家の24時間見守りなどができるIoTサービス「QuUn(キューン)」を、初期費用(税別3000円)および訪問サポートサービス(税別1万5000円)が無料になるキャンペーンを実施する。

IoTサービス「QuUn(キューン)」の初期費用と訪問サポートサービスが無料になるキャンペーンを実施
(出所:九州電力)
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 このほかにも、仮想蓄電池サービス「お預かりプラン」を2020年4月以降に開始する予定。太陽光発電の余剰電力を一旦預かり、余剰が発生しない時間帯に顧客が使用したとみなす。顧客は、蓄電池を設置した場合と同様に余剰電力を有効に活用できる。

仮想蓄電池サービス「お預かりプラン」を2020年4月以降に開始する予定
(出所:九州電力)
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 さらに、蓄電池や、太陽光発電システムと連携したヒートポンプ給湯機(エコキュート)の設置を希望する顧客向けに、同社のグループ会社などを紹介し最適なシステム提案・施工を行う。これらの施策により、太陽光発電の自家消費を拡大する。