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「太陽光+蓄電池」の自家利用率を確認、「卒FIT」住宅向け

2019/06/05 20:44
工藤宗介=技術ライター
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 NTTスマイルエナジー(大阪市)は6月4日、太陽光発電と蓄電池に対応し、住宅での利用状況を確認できる「ちくでんエコめがね」を同日から販売を開始すると発表した。固定価格買取制度(FIT)の買取期間終了後の「卒FIT」での自家消費ニーズを想定したサービス。

 太陽光発電および蓄電池のオーナーは、太陽光の発電量、蓄電池への充放電量、売電量、そして家庭内での電力消費データを基にした太陽光発電の自家利用率を、スマートフォンやタブレットから容易に確認できる。オムロンと長州産業の主な蓄電池に対応する。

スマートフォンから太陽光発電と蓄電池の自家利用率を確認できる
(出所:NTTスマイルエナジー)
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 同社が「エコめがね」で蓄積してきた5万件以上の発電量データ、オーナーの消費パターンの予測、天候・気温データを活用して蓄電池をAI制御する。オーナーごとの電気使用状況やライフスタイルを分析・学習することで、年間1万円以上の電気料金を削減できる可能性があるほか、台風や豪雨を事前に予測して災害対策にも役立てる。

 また、太陽光発電設備や蓄電池の販売会社は、オーナー設備の状態を可視化(見える化)することで、異常発生時の迅速な現地対応や遠隔での保守・管理業務の負担を軽減できる。異常発生時のメール通知も可能。販売会社経由で提供し、希望小売価格は10年間の利用で30万円(税別)。

販売会社はオーナー設備を一元管理し保守・管理業務の負担を軽減できる
(出所:NTTスマイルエナジー)
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 今後は、接続可能な蓄電池メーカーの拡大、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)など外部接続機器の拡大などの機能を強化する。このほかにも、「卒FIT」世帯向けに余剰電力の買い取りサービスも提供する予定。

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