ウランバートル市近郊のプロジェクト
(出所:環境省)
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発電と耕作で太陽光を分け合う
(出所:環境省)
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変電所に出力10MWのメガソーラーを隣接するダルハン市のプロジェクト
(出所:環境省)
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 環境省は5月29日、2件のモンゴルでのプロジェクトを二国間クレジット制度(JCM)に登録したと発表した。

 いずれも、太陽光発電関連のプロジェクトで、JCMに基づく17~18件目の案件となる。

 一つは、首都のウランバートル市近郊の農場におけるもので、出力2.13MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を設置し、火力発電の一部を代替する。

 また、農業と太陽光発電の複合型の事業モデルの普及を目指し、環境、エネルギー、食糧などの問題を解決に有効な仕組みとして実践していくとする。

 プロジェクト実施者は、日本側がファームドゥ(群馬県前橋市)、モンゴル側がEveryday Farm社と、Bridge社となっている。

 出力2.13MWのうち1.05MWは地上に、残りの1.08MWはEveryday Farm社が所有する農地の上に、太陽光パネルを設置する。

 太陽電池セル(発電素子)の隙間から、太陽光がパネルの下にも照射するように設置し、発電と耕作で太陽光を分け合うモデルを構想している。

 もう一つは、モンゴル第2の都市、ダルハン市における太陽光発電事業である。110kVの変電所の隣接地に、出力10MWのメガソーラーを設置し、発電電力を電力網に送電する。

 プロジェクト実施者は、日本側がシャープ、モンゴル側がSolar Power International社となっている。

 敷地面積が約36haの土地に、結晶シリコン型の出力310W/枚の太陽光パネルを、約3万2000枚並べる。

 72枚のパネルを直列で接続し、一つのストリングを構成するとしている。国内の一般的なメガソーラーに対して、直列接続する枚数が大幅に多い構成となる。