コロナのECHONET lite対応製品
(出所:コロナ)
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 コロナは、HEMS(住宅エネルギー管理システム)に対応した製品を強化し、太陽光発電システムの自家消費を推進する。同システムの標準的な通信プロトコルであるECHONET Lite対応製品の拡充を進める。

 ヒートポンプ給湯機「エコキュート」やエアコンに加えて、エアコン付きヒートポンプ床暖房「コロナエコ暖クールエアコン」2機種を6月上旬から順次発売する。ECHONET Lite対応製品を拡充することで住宅のZEH対応を推進するとともに、固定価格買取制度(FIT)の終了する住宅太陽光の自家消費を増やし、経済性を高めるとしている。

 ECHONET Liteは、住宅設備や家電機器などをHEMSに接続・連携するための共通規格。同社のエコキュート「AY2シリーズ」(4月から順次発売)に搭載した「ソーラーモードプラス」は、HEMSを通じて天気予測データを入手し、翌日の天気や前日までの電力消費パターンから太陽光発電の余剰発電量をAIにより予測し、エネルギーの自家消費量を最適化できる。同社は今後、ソーラーモードプラスに対応するHEMSメーカーを増やす。

 また、「コロナエコ暖クールエアコン」は、室外ユニット1台で夏はエアコン冷房、冬はエアコン暖房と床暖房を併用できる。室外機の設置スペースが狭い場所にも対応し、大気の熱吸収・熱放出を利用して効率よく冷暖房を行える。省エネ法における定格冷房エネルギー消費効率の区分「い」をクリアした性能を達成した(定格冷房COP 5.6kW:3.25以上/4.0kW:4.13以上)。

 配管方式は半密閉式。定格加熱能力は8.7kW。「ERS-FA8756X」は、エアコンの定格暖房標準能力が6.7kW、定格冷房能力が5.6kW。希望小売価格(税別)は75万円。6月上旬発売。「ERS-FA8740X」は、エアコンの定格暖房能力が5.0kW、定格冷房能力が4.0kW。希望小売価格は65万円。7月上旬発売。