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JR小淵沢駅が「エコステ」に、晴天時に太陽光で全電力を賄う

2017/05/22 11:57
工藤宗介=技術ライター
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小淵沢駅新駅舎の外観イメージパース
(出所:JR東日本)
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小淵沢駅新駅舎の内観イメージパース
(出所:JR東日本)
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「エコステ」設備の概要
(出所:JR東日本)
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 JR東日本は5月18日、現在、建て替えが進められているJR中央線小淵沢駅の新駅舎について、環境保全技術を駅に導入する「エコステ」モデル駅とすると公表した。

 省エネ技術のほか、太陽光発電システムや太陽熱利用設備を導入する。新駅舎は、2017年7月3日から使用開始する予定。

 小淵沢駅では、山梨県北杜市が推進する小淵沢駅周辺整備事業に伴い、駅前広場および交流スペースを併設した新駅舎を北杜市とJR東日本八王子支部が協働して建設している。鉄骨造2階建てで、延床面積は、北杜市財産(観光案内所、交流スペースなど)が約322m2、JR東日本財産(駅舎、売店など)が約548m2

 駅舎とホームのすべて灯りにLED照明を採用する。太陽光発電システムと太陽熱給湯設備を導入して、駅舎内の電力消費と給湯需要を賄う。また、太陽熱給湯による温水をパネルヒーターおよび床暖房に通水する太陽熱暖房を待合室に設置する。

 こうした仕組みにより、晴天日の日照時間帯における駅の消費エネルギーを100%太陽エネルギーで賄うという。

 このほかにも、バリアフリー設備として、エレベーターを小海線ホームと中央線ホームに各1基ずつ整備する。駅舎のデザインは、自然豊かな周辺環境に調和するブラウン系を基調とし、外部や内部の一部に木材を活用する。

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