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大東建託、顧客の住宅太陽光、「卒FIT」後も10年買取

2019/05/16 16:02
工藤宗介=技術ライター
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4戸並びタイプの外観イメージ
(出所:大東建託)
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 大東建託は、太陽光発電関連事業を手掛けるLooop(東京都台東区)と提携し、4月23日から太陽光発電システムを搭載したZEH-M賃貸住宅「SOLElL(ソレイユ)」の販売を開始した。太陽光発電の電力を入居者が使用するほか、余剰分はオーナーが売電できる。販売目標は初年度100棟。

 高断熱と高効率設備、太陽光発電の創エネルギーによって、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナスゼロにした。太陽光パネルの設置容量は1戸あたり3~3.5kW程度。また、自立型コンセントを屋外に設置し、災害時に太陽光の電力を提供することで地域の防災に貢献できる。

 2020年3月までに契約したオーナー向けに、固定価格買取制度(FIT)による10年間の買取期間(24円または26円/kWh)の終了後、さらに7円以上/kWhの買い取りを20年間保証する「ソレイユFIT」を提供する。また、ソレイユFIT対象建物の入居者は、基本料金0円、各地域電力エリア単価よりも3円/kWh安く電気を利用できる「ソレイユ割」を利用できる。

 木造2×4工法を採用。住宅間取りは1K、1LDK、2LDK、3LDK。販売地域は全国(多雪地帯、北海道、沖縄県を除く)。同社によると、従来の賃貸住宅と比べてZEH-Mの付加価値分だけオーナーの初期投資は大きくなるが、ZEH-M支援事業の補助金(1戸あたり60万円)や余剰売電分を差し引くと最終的なコストは割安になるという。

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