東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は5月15日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)向けと蓄電池システム用の大容量パワーコンディショナー(PCS)の新製品を発表した。5月から販売を開始した。

 太陽光発電は、世界的に厚い政策支援から自立的な成長ステージに入りつつあり、大容量化によりコスト効率を高め、蓄電池を併設して自家消費したり、安定電源化したりする動きが活発化している。今回のTMEICの新製品はこうした方向性を先取りしたもの。

 世界最高クラス 99.1%の変換効率を達成するとともに、出力920kWのモジュラー式PCSを並列化した構成とすることで、台数の編成により単機出力の可変性を高めた。最大となる6台構成の場合、世界最大級の単機容量5.5MWを実現した。これまで同社は単機容量で3.2MW機を製品化していたが、一気に5MW超に引き上げた。

単機容量5.5MW(920kW×6台構成)のイメージ
(出所:TMEIC)
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 モジュラーごとにMPPT(最大電力点追従制御)機能を搭載しているため、太陽光パネルの一部に雲がかかった場合や、平坦でない山間部などのメガソーラーでも、システム全体の出力を最大化できる。また、万一のPCS故障時には、他の健全なPCSでの運転を継続し、システム全体の出力低下を最小化するという。