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丸紅、米GridMarketに出資、分散電源事業を強化

2019/05/10 11:24
工藤宗介=技術ライター
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米GridMarketの事業領域
(出所:GridMarket)
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 丸紅は5月8日、2014年に設立されたスタートアップ企業で太陽光発電設備や蓄電池などの分散型電源案件の開発支援サービスを提供する米GridMarketに4月3日付で出資したと発表した。出資金額および出資比率は非公表。

 GridMarketは、不動産情報や電力消費データなどのビッグデータと人工知能(AI)によって開発した独自のアルゴリズムを用いて、工場や商業施設などの電力消費量や波形を予測する技術を持つ。同技術による予測値をもとに、分散型電源設備の最適な組み合わせとその効果を算出し、電気代の削減を提案するサービスを提供している。

 丸紅は20年以上にわたって太陽光発電関連ビジネスを展開し、現在は北米や日本を中心に分散型電源の導入を推進している。今回のGridMarketのサービスを活用することで、北米や日本、分散型電源の導入効果が高い島しょ部などのエリアで潜在案件を発掘し、最適なソリューションを提案する。

 顧客に対して電気代の削減やBCP(事業継続計画)対策、ESG投資の推進といったメリットを提供し、5年後に100億円規模の売り上げを目指す。

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