見直し後の土地利用計画平面図
(出所:宮リバー度会ソーラーパーク事業に関する環境影響評価準備書)
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 三重県度会郡度会町に出力約69MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)の計画が進んでいることが明らかになった。合同会社宮リバー度会ソーラーパーク(度会町)が、三重県環境影響評価条例に基づき、環境影響評価準備書を町役場などで5月8日まで縦覧した。

 それによると、事業実施区域の面積は175.51haで、北ゾーン(138.51ha)と南ゾーン(37ha)に分け、南ゾーンは非改変とする。現況は、スギ、ヒノキの植林地がほとんどを占める。事業区域全体に占める太陽光パネルの設置区域は42.5%(76.89ha)、非改変となる残置森林の区域は44.3%(77.74ha)を確保し、残りは、法面や調整池、造成森林となる。

 太陽光パネルは、多結晶シリコン型を設置角10度で約26万枚設置する。パワーコンディショナー(PCS)と6.6kVへの昇圧変圧器は120台、6.6kVから33kVへの昇圧器は2台設置する。77kVの高圧送電線に連系する主変圧器は2施設となる。

 今回のプロジェクトは当初、南ゾーンも造成する計画だったが、動植物や生態系に関する調査の結果、環境保全のために非改変に変更した。南ゾーンは、保全緑地として、現状を維持することになった。その結果、残置森林と法面、造成森林を合わせた緑地面積は約94haとなり、事業実施区域の約53%が緑地となるという。

 宮リバー度会ソーラーパークへの出資予定者は、ベルテクノエナジー(東京都千代田区)の親会社、BTホールディング(東京都千代田区)となる。BTホールディングは別の子会社を通じて、これまでにもメガソーラーを展開してきた。福岡県飯塚市で2サイト・約4.7MWが稼動しているほか、同市で1サイト・約2MWの案件を着工予定という。また、福島県相馬市で約50MW、鹿児島県南さつま市で約30MWなどの特別高圧送電線に連系する大型プロジェクトを計画中としている。