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富岡町に25MWのメガソーラー稼働、被災地の農地を転用

収益の一部を農業再生などの復興事業に拠出

2018/05/08 13:07
工藤宗介=技術ライター
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富岡杉内太陽光発電所
(出所:芙蓉総合リース)
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 芙蓉総合リースは4月24日、福島県富岡町に出力約25MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「富岡杉内太陽光発電所」が稼働したと発表した。同社の連結子会社である合同会社富岡杉内ソーラーが事業主体となる。3月1日から営業運転を開始していた。

 同社の太陽光発電事業としては最大規模の発電所で設置容量は25.05MW、年間の発電量は一般家庭約6880世帯分に相当する約2478万kWhを見込む。太陽光パネルはシャープ製、パワーコンディショナー(PCS)は中国HUAWEI製を採用した。

 震災前は農地だった場所を事業用地に活用した。富岡町の復興整備計画に位置付け農地転用許可を取得した。農地転用に関連する補助金は受給していないが、福島県が募集した「再生可能エネルギー発電設備等導入基盤整備支援事業費補助金」の採択を受けた。

 福島県・避難市区町村などが参加する「福島県再生可能エネルギー復興推進協議会」と協定を締結し、収益の一部を負担金として拠出する。拠出金は、協議会が避難地域における農業再生などの復興事業費に運用される予定。

 発電した電力は東京電力パワーグリッドに全量売電する。固定価格買取制度(FIT)を利用するが、売電単価は非公表としている。

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