トヨタのFC大型商用トラック
(出所:トヨタ自動車)
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米FuelCell Energyなどが開発を進めるTri-Gen(トライジェン)の設置例
(出所:FuelCell Energy)
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 英蘭・国際石油資本ロイヤル・ダッチ・シェルのエネルギー事業を手掛ける米Equilon Enterprisesと、トヨタ自動車の北米事業を統括するToyota Motor North America(TMNA)は4月19日、米カリフォルニア州ロングビーチ港において、CO2を排出しない燃料電池(FC)トラックの普及に向け、大型水素ステーションの建設で協力すると発表した。

 今回の取り組みは、カリフォルニアエネルギー委員会(CEC : California Energy Commission)による、港湾・倉庫・配送拠点における水素・充電インフラの整備を支援する「Alternative and Renewable Fuel and Vehicle Technology Program」において、800万米ドルの補助金交付候補に選出された。

 正式承認された場合、シェルは、同港湾におけるトヨタの物流拠点に大型水素ステーションを建設・運営し、2017年10月から実証運転中のトヨタの大型FCトラックなどに水素を充填する。またトヨタは、米FuelCell Energyと共同建設する発電施設「Tri-Gen」でバイオマスから水素を製造し、同ステーションに供給する(関連記事)。

 トヨタとシェルは、2017年1月に発足したHydrogen Council(水素協議会)に参加。2017年9月には、ホンダと共同でカリフォルニア州北部における水素ステーション7カ所の建設を発表するなど、米国を中心に水素インフラ構築で連携している。