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第一生命、日比谷本社を「水力」でCO2ゼロに

2019/04/23 12:31
工藤宗介=技術ライター
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第一生命HD日比谷本社
(出所:第一生命HD)
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 第一生命ホールディングスは4月12日、同社および100%子会社の第一生命保険が入居する日比谷本社(東京都千代田区)のすべての電力を、4月1日付で東京電力エナジーパートナー(東電EP)のCO2フリー電力メニュー「アクアプレミアム」に切り替えたと発表した。

 アクアプレミアムは、水力発電による電力を用いた電力メニューで、消費に際してCO2を排出しない。同メニューの採用は、銀行・保険業界では同社が初めての導入となる。日比谷本社の年間電力使用量は約765万8000kWh(全体の約2.6%)で、今回の取り組みにより、スギの木約25万本分に相当する年間約3600tのCO2排出量を削減できる見込み。

 これまでは4つの事業所(第一生命新大井事業所、豊洲キュービックガーデン、京橋第一生命ビルディング、梅新第一生命ビル)に太陽光発電設備を設置していたが、再生可能エネルギー電力の使用量は12万1000kWh(全体の0.04%)にとどまっていた。今回の日比谷本社への導入に伴い、全国事業所への導入も検討する。

 第一生命グループはCO2排出量の対前年比1%削減を、また第一生命保険は2030年度に2013年度比40%削減、2050年度に同70%削減を目標にしている。また、2018年9月には「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言に賛同し、CO2排出量の削減目標としてSBT認証の取得についても検討している(関連記事:キリン、3工場などに再エネ導入、東電の水力と証書を利用)。

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