三井物産が出資したブラジルの「ソーラーファーム事業」とは?

2019/04/22 20:28
工藤宗介=技術ライター
Origo Energiaの太陽光発電所
(出所:Origo Energia)
クリックすると拡大した画像が開きます

 三井物産は4月12日、ブラジルの分散型太陽光発電事業を展開するOrigo Energiaに出資参画したと発表した。出資比率は約17%。好日射量に恵まれるブラジルでは、今後分散型太陽光発電事業の需要が大幅に増加すると見込まれるという。

 Origo Energiaは、太陽光発電を自社所有できない飲食店・スーパーマーケットなどの小・中規模法人を集約し、300~500社からなる顧客コンソーシアムを複数形成。各コンソーシアムに対して、Origoが開発・建設・投資した分散型太陽光発電システム(各5MW以下)をレンタルする「ソーラーファーム事業」を手掛ける。2019年には、国際的な環境認証であるB Corporationを取得した。

 三井物産にとって、ブラジルの太陽光発電事業への初参入になる。同社は、22カ国79資産の電源を保有しており、総発電容量は38GWに達し、うち同社の持分発電容量は10.4GWになる。そのうち15%が再生可能エネルギー電源になる(関連記事:三井物産、台湾の洋上風力に参画、総出力1GW)。