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ハノイに新拠点、TMEICがベトナム市場の開拓を強化

2019/04/16 18:46
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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TMEICがベトナムの案件で受注した「SOLAR WARE STATION」の模式図 (PCS、昇圧用変圧器、高圧遮断器を搭載)
(出所:TMEIC)
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 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は4月16日に、ベトナム・ ハノイ市に駐在員事務所を開設したと発表した。太陽光発電所向け大型パワーコンディショナー(PCS)をはじめとしたパワーエレクトロニクス製品のほか、大型モーターなど産業用電気関連のシステム製品などの販売を強化する。

 ベトナムでは、安定的な経済成長を背景に、産業・社会インフラの整備が進んでおり、2030 年までに出力12GW分の太陽光発電の導入が計画されるなど、再生可能エネルギーも推進している。

 メガソーラー(大規模太陽光発電所)のプロジェクトも多く、シャープや日揮など、建設面で日本企業が関わるケースも増えている。中国のパネルメーカーもベトナム向けの供給で実績を上げつつあるほか、日本企業でもネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は昨年末にベトナム市場に合ったパネルの新製品を発売した。

 TMEICもすでにベトナム向けに複数の案件でPCSや連系設備を受注するなど、実績を積んでいる。新事務所は、シンガポールに本社を置くTMEICアジア社の傘下に設立した。シンガポール、インドネシア、タイに次ぐ東南アジアで 4 番目の拠点となる(関連記事:TMEIC、ベトナムでPCSと連系設備のパッケージ製品を受注)。

 TMEICアジア社の永坂宏樹社長は、「ハノイに駐在員事務所を開設することで、顧客ニーズを把握し、サポート体制をさらに強化できる」としている。

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