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東ガス、メキシコで再エネ事業、6案件を稼働へ

2019/04/10 08:01
工藤宗介=技術ライター
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メキシコの再生可能エネルギー発電6プロジェクトの位置
(出所:東京ガス)
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Tres Mesas 3
(出所:東京ガス)
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Trompezon
(出所:東京ガス)
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 東京ガスは、フランスのエネルギー事業者Engieと共同で、メキシコの再生可能エネルギー開発事業を推進する。東京ガスの米子会社Tokyo Gas Renewables 1(TGR1)を通じて、 Engieが設立した共同開発運営会社の株式を50%取得する。4月8日に発表した。

 共同会社は、2つの陸上風力発電と4つの太陽光発電で構成された再エネ発電プロジェクトに取り組んでいる。6プロジェクトすべてがメキシコ電力によるオークションで落札した15年間の長期売電契約を保有し、2020年までに商業運転を開始する予定。

 風力発電は「Tres Mesas 3」(出力51.8MW、2019年2月稼働)と「Tres Mesas 4」(出力100.8MW、2020年3月稼働予定)。太陽光発電は「Trompezon」(出力158.6MW、2019年7月稼働予定)、「Villa Ahumada」(出力199.8MW、2019年7月稼働予定)、「Abril」(出力134.2MW、2020年7月稼働予定)、「Calpulalpan」(出力253.5MW、2020年7月稼働予定)。

 6プロジェクトの合計出力は898.9MWに達し、年間発電量はメキシコ一般家庭約130万世帯分に相当する量を見込んでいる。メキシコでは日照や風況に恵まれており、同国政府は国内のクリーンエネルギーの割合を2024年までに35%まで引き上げることを目指すエネルギー関連法を2015年に公布している。

 東京ガスグループにとって初の海外再エネ事業への参入となる。同社の出資に伴い、共同会社は社名をHeolios EnTG(エオリオス・エンテーヘー)に変更し、東京ガス社員3人が取締役に就任する。

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