鬼首地熱発電所の完成予想図
(出所:電源開発)
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 電源開発(Jパワー)は4月1日、宮城県大崎市にある「鬼首地熱発電所」の設備更新工事を開始したと発表した。

 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「環境アセスメント調査早期実証事業」に採択され、環境アセスの手続期間を短縮して2018年11月に評価書の縦覧を完了した。2023年4月の運転開始を目指す。

 同発電所は、1975年に営業運転を開始した。40年以上の稼働で設備の経年劣化が著しく進んでいたことから2017年4月に運転を終了した。既に撤去工事を実施済み。

 その一方で、長期の運転実績と最新の知見により地下には今後も長期間利用できる豊富な地熱資源が賦存していることを確認していた。そこで、設備を更新して引き続き発電を行うことにした。設備更新後の出力は14.9MW。発電設備のメーカーは非公表。

 Jパワーは、2018年7月に再生可能エネルギー本部を新設し、水力・風力などを含む再エネの取り組みを強化している。地熱発電は、天候に左右されず電力を安定供給できることから、開発を引き続き推進するとしている。