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JTBと九電など、ダムや発電所などの「インフラツーリズム」

2019/03/27 12:00
工藤宗介=技術ライター
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上椎葉ダム
(出所:九州電力宮崎支社)
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一ツ瀬ダム
(出所:九州電力宮崎支社)
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一ツ瀬ダムでのキャットウォーク体験
(出所:九州電力宮崎支社)
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 JTB(東京都品川区)と宮崎交通(宮崎市)、ソラシドエア(宮崎市)、九州電力の4社は、宮崎県内のダムや発電所、送配電設備などの電力インフラを観光資源とした「インフラツーリズム」を本格的に推進する。

 3月22日から第1回および第2回のツアーの販売を開始した。JTBと九電に加え、宮崎交通は県内を中心としたバス事業や旅行事業を展開、ソラシドエアは羽田から宮崎への航空便を運航することから、4社で連携することになった。

 通常では入ることができないダムや発電所などの内部を、九州電力の担当者の解説付きで見学できる。JTBと九州電力が2018年11月に、ダムや発電所の周辺地域を活性化する目的で開催したダムツアーが好評だったことから、さらなる県内観光資源の発掘を目指し、新たに地元企業2社と連携した。より多くの観光客を広く県内外から呼び込み、交流人口の拡大を通じて宮崎県の地域活性化およびPRにつなげていく。

 第1回「耳川水系ダム・発電所体験ツアー」は、4月20日出発の1泊2日。1日目が西郷ダム(ドローンによる記念撮影)、山須原ダム(新設ラジアルゲート据付現場見学)、塚原ダム、椎葉村自由散策。2日目が上椎葉ダム(キャットウォーク歩行体験)、上椎葉維持流量発電所(水圧鉄管トンネル見学)、塚原発電所総合更新工事現場(建設工事中しか見学できない設備を見学)の予定。宮崎県発着のみで旅行代金は大人1人4万9000円。申込先はJTB宮崎支店(JTBのWebサイト「たびーと」または電話)。

 第2回「宮崎県一ツ瀬・小丸川水系を巡る 電力インフラツアー」は、5月22日出発の1泊2日。1日目が小丸川発電所(地下400mにある発電所構内への立ち入り)・石河内ダム、宮崎県西都原考古歴史博物館(見学)、正春酒蔵(見学・試飲)、希望者は夕食後ヒメボタル鑑賞または西都温泉(入浴料が別途必要)。2日目が一ツ瀬ダム(キャットウォーク歩行体験、一ツ瀬発電所見学)、杉安ダム(車窓)、西都変電所、青島散策の予定。旅行代金は、宮崎県発着が大人1人4万3000円~4万6000円。東京発着が同7万7000円~8万円。申込先は宮交観光(Webサイトまたは電話)

 また、11月上旬に第3回(一ツ瀬ダム、小丸川発電所など)、11月下旬に第4回(上椎葉ダム、塚原発電所など)、2020年3月中旬に第5回(上椎葉ダム、塚原発電所など)、2020年3月下旬に第6回(一ツ瀬ダム、小丸川発電所など)を開催する予定。詳細は決定次第、各旅行代理店のWebサイトなどで告知する(関連記事:六ヶ所村「エネルギー観光」の目玉・日本最大148MWのメガソーラー)。

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