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再エネ「グリッドコード」、広域機関で審議、太陽光はパワコンが焦点

2019/03/25 07:00
金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 経済産業省・資源エネルギー庁は3月18日、新エネルギー小委員会・系統ワーキンググループ(WG)を開催し、再生可能エネルギー、特に自然変動電源である太陽光と風力の大量導入に対応した「グリッドコード」整備に向け、具体的な検討の進め方に関して、事務局案を示した。

 電力広域的運営推進機関(広域機関:OCCTO)の中に検討のための体制を整備し、エネ庁、一般送配電事業者、日本電気協会、発電事業者、メーカーなどの関係者が支援する形で具体的な内容を審議するという案を示した。

 「グリッドコード」とは、電力システムの信頼性や経済性を保持するために、そこに接続する分散電源などが順守すべき包括的な条件を定めたもの。電力ネットワークが統合されている欧州では、欧州共通のコード作成が進んでおり、EU各国は自国のグリッドコードを共通のコードに合致させて運用している。

 日本では、系統連系に関わる要件やルールが4つの文書にまたがって規定されている。エネ庁が作成した「電気品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン」、日本電気協会による「系統連系規定」、一般送配電事業者が作成した「系統連系技術要件」とそれに準ずる「系統アクセスルール」になる。

日本における系統連系に係る現行の規程
(出所:経産省)
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