太陽光・蓄電池・IH・エコキュート導入時の長期経済効果に関する診断レポートのイメージ
(出所:国際航業)
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 日本アジアグループの国際航業(東京都千代田区)は、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了した「卒FIT太陽光」住宅に対応し、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)を昼運転した場合の経済性をシミュレーションできるサービスを導入する。

 エネルギー業界向け営業支援クラウド「エネがえる」をアップデートしたもの。「卒FIT太陽光」住宅の自家消費ニーズに対応し、オール電化設備の経済効果を診断する機能を追加する。4月1日から提供開始する。

 オール電化の主要設備であるヒートポンプ給湯機は従来、深夜電力で沸き上げる運用だったが、ここにきて複数メーカーの製品では、太陽光の自家消費割合を増やすため、昼に沸き上げる運用パターンを選択できる機能を装備している。今回は、こうしたエコキュートの昼運転パターンの経済性も試算できるという。

 このほか、今回のアップデートでは、太陽光・蓄電池・IH・エコキュートの長期経済効果計算(FIT期間内・終了後の内訳と合計金額)、これらの設備を導入した場合の投資回収期間をすぐに計算できるローン返済シミュレーター、「卒FIT」ユーザー専用の診断レポートテンプレートを提供する。

 「太陽光自家消費提案の幅を広げるために、エコキュートの導入効果額を簡単に計算したい」というスマートハウス販社などの要望に応えた。電気・ガス併用の住宅をオール電化と太陽光・蓄電池のセットに変更した場合のメリットを顧客により容易に説明できるようになる。

 エネがえるは、スマートハウスや住宅用太陽光・蓄電システム・オール電化・電力・ガス販売に関わる営業担当者が約5分で顧客向けの最適なエネルギー商材導入診断レポートを作成提供できるクラウドサービス。SaaS形式とAPI形式の2タイプを提供し、国内210社超の企業が導入しているという。初期費用は10万円、月額費用は5万円から。

 全国270社3101プランの電気料金データ、全国206社862プランの都市ガス料金プランデータを定期更新(2カ月に1回)。また、国内の蓄電池メーカー16社28製品をデータベースに登録し、製品・運転モード別に効果額診断が可能。今回のアップデートでは、さらに国内のエコキュートメーカー9社297製品のデータを追加した。