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三菱重工、タイ工場にASEAN最大級・3.95MWの屋根上太陽光

2019/03/14 16:22
工藤宗介=技術ライター、金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ
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 三菱重工業は2月27日、グループ内における環境貢献意識の向上と、さらなる技術革新を促すことを目的とした社内表彰制度「Best Innovation 2018」において、タイ工場に設置した屋根置き太陽光発電システムなど環境関連4件を選定したと発表した。

 地球環境保全に貢献した活動を表彰する「環境・プラクティス賞」では、Mitsubishi Turbocharger Asiaのタイ工場が2018年3月に設置した屋根置き太陽光発電システムを選定した。設置容量は3.95MWで年間発電量は5.8GWh。京セラ製の設備を採用した。発電した電力は、工場内の空調などで自家消費する。

 同社グループ内では最大、ASEAN地域でも最大級の屋根置き太陽光発電システムになるという。この太陽光発電設備は、「年間3000t近いCO2を削減し、温室効果ガスの削減に貢献した」として、タイ政府からも表彰を受けたという。

 地球環境保護に貢献する製品を表彰する「環境製品賞」では、フロンや代替フロンに代えて自然冷媒であるCO2を用いた冷凍・冷蔵ユニット、2020年に強化される船舶からのSOx(硫黄酸化物)排出規制に対応できる船舶用排ガス浄化装置、トン・マイルあたりCO2排出量を世界平均と比べて約30%低減した新日本海フェリー「らべんだあ/あざれあ」の3件を選定した。

ハウステンボスに設置された三菱重工製の薄膜太陽光パネル
(出所:日経BP)
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 Best Innovationは、三菱重工グループの独創的な新製品・サービス、新技術、新事業などを対象とした表彰制度。2003年度から毎年実施しており、今回は環境関連4件と合わせて計16案件が受賞した。

 三菱重工は、地熱発電プラントのほか、デンマーク・ヴェスタスと合弁で洋上向けの大型風力発電設備を手掛け、世界的に実績があるほか、かつてアモルファスシリコン型薄膜太陽光パネルを開発・販売していた。

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