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姫路市にバイオマス発電所、海外産と国産燃料を併用

2019/03/13 11:22
工藤宗介=技術ライター
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広畑バイオマス発電所の完成予想図
(出所:広畑バイオマス発電)
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 大阪ガスと同社100%子会社のガスアンドパワー(大阪市)、九州電力グループの九電みらいエナジー(福岡市)は3月7日、兵庫県姫路市に出力75MWのバイオマス専焼発電所「広畑バイオマス発電所」を建設すると発表した。

 燃料には輸入木質チップおよびパーム椰子殻(PKS)に加えて、国産木質チップを併用する予定。海外バイオマス燃料の調達先は非公表。発電した電力は関西電力に売電する。売電単価は24円/kWh。2023年8月に運転を開始する予定。

 国産バイオマス燃料は、大阪ガスと西信森林資源(三重県松阪市)、日本製紙木材(東京都千代田区)の3社合弁による国産バイオマス燃料の事業会社グリーンパワーフュエル(大阪市)を通じて長期安定的な調達を目指す(関連記事:大阪ガス、国内産バイオマス燃料の調達で新会社)。

 事業運営会社として「広畑バイオマス発電」(大阪市)を設立した。出資比率は、ガスアンドパワーが90%、九電みらいエナジーが10%。建設および運転にかかる資金の一部はプロジェクトファイナンスによって調達する予定。

 大阪ガスグループは、2030年ごろまでに国内外で100万kW(1GW)程度の再生可能エネルギー電源を確保する計画で、今回のプロジェクトは7カ所目のバイオマス発電事業への参画になる。また、九電みらいエナジーにとっては、9カ所目のバイオマス発電事業への参画になる。

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