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トリナ・ソーラー 仏南部2案件に16MW分の両面発電パネル供給

2019/03/11 05:30
工藤宗介=技術ライター
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両面発電パネル「DUOMAX Twin」
(出所:トリナ・ソーラー)
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 中国太陽光パネル大手トリナ・ソーラーは2月28日、フランスの再生可能エネルギー事業者EDF Renewablesに、合計で出力16MW分の両面発電型太陽光パネルを供給すると発表した。両面発電パネルを採用したフランス初のプロジェクトになるという。

 EDF Renewablesは現在、仏南部のアラモンで5MW、サン=パルゴワールに11MWの2つの太陽光発電所を建設している。トリナ・ソーラーは、両面発電パネル「DUOMAX Twin」(出力範囲350~365W/枚)合計4万4790枚を両発電所に出荷する。2019年第1四半期末までに供給を完了する予定。

 「DUOMAX Twin」は、単結晶シリコン型のPERC(裏面不動態式セル)を採用し、両面発電による総出力の増加により、アルベド(反射能)と設置方法次第で最大25%のエネルギー出力向上が見込まれるという。また、太陽光パネル用ガラスと封止技術による両面ガラス構造により耐久性を高め、PIDによるエネルギー損失を防ぐという。

 両発電所は、仏エネルギー規制委員会(CRE)の太陽光発電プロジェクトの入札「CRE4.1」および「CRE4.2」により開発が進められている。4月に運転を開始する予定で、フランス国内8400人以上の電力を賄い、年間約1万5000tのCO2排出量削減が見込まれる。

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