レッドハット日本法人は2017年3月9日、構成管理の自動化プラットフォーム「Ansible Tower by Red Hat」(以下、Ansible Tower)の最新版となるバージョン3.1の販売を2月末に開始したことを発表した(リリース)。Ansible Towerは、オープンソースの構成管理ツール「Ansible」にエンタープライズ向けの管理機能を付加するものとなる。

ジョブの実行順序を指定するワークフローエディター
Ansible Tower 3.1で新たに追加された機能。従来バージョンで複数ジョブを実行するには、Playbookにinclude文で複数の設定作業を組み込む必要があった

 Ansibleでは、実行エンジンである「Core」が管理対象リソース(サーバーやネットワーク機器など)にOpenSSHなどでログインして環境構築の設定作業を自動実行する。このときCoreが参照する設定情報は、可読性の高いYAML(YAML Ain't Markup Language)形式でテキストファイル「Playbook」に記述しておく。

 Ansibleは通常のオンプレミス環境はもちろん、Red Hat OpenStack Platformを使ったプライベートクラウド、Amazon Web Servicesなどのパブリッククラウドの設定も自動化の対象とする。同様の機能を実現する構成管理ツールとしては「Chef」が有名だが、Ansibleは管理対象リソースに専用のエージェントソフトをインストールする必要がないため、Chefより簡単に導入できるという。

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