メドピア、スギ薬局グループと業務資本提携

地域包括ケアでネットとリアルを融合した事業を展開

2018/03/07 07:30
増田 克善=日経デジタルヘルス

 メドピアは2018年3月5日、スギホールディングス(スギHD)と業務資本提携し、スギHDから約7億円の出資を受けると発表した。スギ薬局の来店者に向けて、メドピアグループのオンライン医療相談サービス「first call」などを提供する。地域包括ケアにおいて薬局の新たな役割が期待される中、両社グループの経営資源を活用して、「IT×地域密着」を軸とした独自の予防・医療サービスを開発・提供していく。

 資本提携の詳細は、メドピアが第三者割当により、2018年4月2日付けでスギHDに3%の株式を割り当てる。メドピア傘下のMediplatが第三者割当により、同日付でスギ薬局に49%の株式を割り当る。金額はそれぞれ約3億5000万円。

 今回の提携よる両社の経営資源の活用で、大きく4つの事業を展開していくという。すなわち、(1)セルフケアプラットフォーム事業、(2)製薬企業向けマーケティング支援事業、(3)医師開業支援プラットフォーム事業、(4)在宅医療プラットフォーム事業、である。

 (1)のセルフケアサービスでは、スギ薬局の来店者に対して、アプリと店舗を通じ、前出のfirst callをはじめとする医療・栄養相談、食生活改善プログラムなどを提供する。(2)では、製薬企業向けのマーケティング支援サービスを構築し、製薬企業に向けて提供していく考え。

 (3)は、開業希望医師に対して、メドピアの医師会員基盤とスギ薬局の開業用地を活用したオンラインによる開業支援プラットフォームを構築・提供していく。(4)では、在宅医療において、在宅医療従事者向けコミュニティ事業や在宅医療開業希望医師への開業支援、薬剤師などに対する求人サービスなどの提供を計画している。

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