デンマークの風力発電設備メーカーであるVestas Wind Systemsは2月28日、日本やアジアの厳しい気象条件下に適合した極値風速仕様の風力発電設備「V136-4.2 MW Extreme Climate」を発表した。

 すでに稼働実績のある機種「V136-4.2 MW」を基に設計し、ブレード(羽根)やハブを強化した、IECクラスI極値風速を上回る毎秒53mの極値風速(Vref)、毎秒74~78mの突風(Ve50)にも耐えられる仕様とした。また、台風に伴い発生する激しい落雷にも耐えられるという。

 一方で、極値風速に対応する仕様ながら低・中風速域においても最大の発電量を得ることが可能としている。高度なフルスケールコンバーターを採用し、系統の弱い地域でも有効・無効電力を高精度・高速に制御し適用できるという。

 陸上および洋上の両サイトに設置可能で、日本やアジア地域のほか、同様の気象条件にある中国南部、カリブ海地域、英国などの市場にも適用できる。同社の4MW風力発電設備は、2010年の納入開始以来、世界44カ国で7000機以上23GW相当が設置されている。

V136-4.2 MW Extreme Climateのイメージ画像
(出所:Vestas Wind Systems)
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