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千葉商科大、キャンパス内電力の「再エネ100%」達成

2019/03/01 11:48
工藤宗介=技術ライター
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千葉商科大学の自然エネルギー100%の取り組み
(出所:千葉商科大学)
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野田市の大学所有地に設置したメガソーラー
(出所:千葉商科大学)
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 千葉商科大学は2月27日、2017年度に表明した環境目標のうち、2018年度の1年間(2018年2月度~2019年1月度)の電力における再生可能エネルギー率101.0%を達成したと発表した。

 CAN-Japanが運営する「自然エネルギー100%プラットフォーム」から国内大学として初めて認定を受けた。

 同大学では、千葉県野田市の大学所有地にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設し、2014年4月から東京電力に売電する太陽光発電事業を行っている。約4万6781m2の敷地に太陽光パネル1万1642枚を設置した。

 太陽光パネルの出力は約2.88MW、連系出力は1.99MW。パネルはシャープエネルギーソリューション製、パワーコンディショナー(PCS)は富士電機製を採用した。EPC(設計・調達・施工)サービスはシャープエネルギーソリューションが担当した。

 大学内に地域エネルギー事業者CUCエネルギーを設立し、メガソーラーの管理運営やキャンパス照明にLEDを採用した。ソフトウエア面ではEMS(エネルギー管理システム)を導入し学内のエネルギーを可視化した。さらに、大学とともに再エネ100%を目指す学生団体を発足し、節電パトロールや打ち水イベントなどを企画・実施した。

 これらの取り組みにより、直近1年間の消費電力の365万1482kWhに対し、発電量が369万1568kWhと上回った。なお、メガソーラーで発電した電力をキャンパスに直接供給するのではなく、需要から売買分を相殺した形での100%達成となる。

 今後は、2020年度目標として、メガソーラーの発電量とキャンパス内のガスを含むすべてのエネルギー消費が同量になる、日本初の「自然エネルギー100%大学」を目指す。校舎屋上の太陽光パネル増設による自家発電、キャンパス内のソーラーシェアリング実験などを開始するとしている。

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