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アップル向けで「再エネ100%」の太陽HD、さらに3カ所の水上太陽光を稼働

2019/02/26 09:09
加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテックラボ
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今回稼働した3カ所の概要
(出所:太陽ホールディングス)
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 太陽ホールディングスは2月5日、近畿地方の3カ所の池を活用した水上太陽光発電所が稼働を開始したと発表した。

 いずれも、子会社の太陽光発電事業者である、太陽グリーンエナジー(埼玉県嵐山町)が開発・運営している。

 同社にとって、本社近くの嵐山花見台工業団地の調整池に設置した出力1.153MWの水上メガソーラー(2015年10月稼働)、本社工場の隣にある池を活用した出力約318kWの水上太陽光発電所(2017年12月稼働)に続いて(関連コラム:嵐山町に稼働した「自家用の水上太陽光」、アップル「再エネ100%」も追い風)、3~5カ所目の太陽光発電所となる。いずれも水上設置となる。

 太陽ホールディングスグループの事業会社である太陽インキ製造(埼玉県嵐山町)は、最初に稼働した2カ所の水上太陽光発電所の運営を背景に、米アップル向けの生産を「100%再生可能エネルギー」で賄うことを約束したと発表している(関連ニュース:太陽インキ、アップル向け生産を「100%再エネ」に)。

 このうち、2番目に稼働した工場隣接の池を活用した出力約318kWは、工場内で発電電力を全量使う自家消費型となっている。そのほかは、すべて固定価格買取制度(FIT)を活用して開発・運営している。

 今回、近畿に建設した3カ所の水上太陽光発電所は、すべて他社が開発していた案件を取得し、同社が開発を引き継いで事業化した。今後、全国的に同様のスキームで開発を目指していくとしている。

 今回、稼働したのは、兵庫県稲美町野寺にある「穴沢池水上太陽光発電所」、同じ稲美町草谷にある「魚住池草谷池水上太陽光発電所」、奈良県大和郡山市小林町にある「小林池水上太陽光発電所」の3カ所である。いずれも関西電力に売電している。

 「穴沢池水上太陽光発電所」は、出力約960kWで、年間発電量は約120.3万kWhを見込んでいる。開発費は約2億6200万円で、連系日は1月31日となっている。

 「魚住池草谷池水上太陽光発電所」は、出力約1.57MWで、年間発電量は約214.1万kWhを見込んでいる。開発費は約4億2800万円で、連系日は1月31日となっている。

 稲美町に設置した2カ所の案件は、いずれもFITによる買取価格が18円/kWh(税抜き)で、太陽光パネルはアンフィニ(大阪市浪速区)製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製をそれぞれ採用した。

 大和郡山市に建設した「小林池水上太陽光発電所」は、出力約544kWで、年間発電量は約60.7万kWhを見込んでいる。開発費は約1億4800万円で、連系日は2月4日となっている。

 こちらは買取価格21円/kWh(税抜き)で、太陽光パネルは長州産業(山口県山陽小野田市)製、PCSは田淵電機製をそれぞれ採用した。

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