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日立キャピタル、グリーンボンド100億円、メガソーラーに充当

2019/02/25 21:38
工藤宗介=技術ライター
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千葉県東金市にある5MWの「日立東金第一・第二太陽光発電所」
(出所:日立キャピタル)
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 日立キャピタルは2月4日、国内市場において公募形式によるグリーンボンド(無担保社債)を発行すると発表した。出力約36MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)に充当する。

 同社の中国事業における財務統括会社であるHitachi Capital Management (China)による、日系企業としてアジア初の外貨建てグリーンボンド発行(2017年12月)以来、2回目の発行となる。

 発行額は100億円、発行年限は5年の予定。発行時期は未定。引受会社は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、みずほ証券、SMBC日興証券、大和証券株式会社BNPパリバ証券。調達した資金は、同社グループが発電事業者として運営する岡山県新見市のメガソーラー事業に充当する予定。同発電所の出力は36.4MW、年間発電量は約3万8000MWhを見込む。2020年2月に運転開始する予定。

 適格性は、第三者評価としてSustainalyticsからセカンドパーティオピニオンを、格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得した。国際資本市場協会(ICMA)が策定した「グリーンボンド原則2018」および環境省の「グリーンボンドガイドライン2017年版」の基準を満たす発行であることを確認した。

 また、R&Iから「R&Iグリーンボンドアセスメント」の最上位評価である「GA1」の予備評価を取得した。第三者評価の取得については、環境省の「平成30年度グリーンボンド発行促進体制整備支援事業」の補助金交付対象になる。

 日立キャピタルグループでは、「2016~18年度 中期経営計画」において環境・エネルギーを注力分野に掲げている。2017年度までに累計453MW(太陽光264MW、風力177MW、その他12MW)の再エネ発電実績があり、2018年度中に500MW(リース含む)、2025年度を目途に1000MW(太陽光2割、風力5割、リース3割)を目指す。

 日立キャピタルは、新見市に建設した出力36.4MWのメガソーラーのほか、茨城県行方市にある12MWの「日立北浦複合 団地太陽光発電所」、千葉県東金市にある5MWの「日立東金第一・第二太陽光発電所」などに、ファイナンスを提供した実績がある(関連記事:岡山県新見市に約36MWのメガソーラー、日立キャピタルが着工)。

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