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オフィスチェアで従業員の健康把握、ダイキン

三菱地所と実証研究

2016/02/17 13:22
近藤 寿成=スプール

 ダイキン工業は、座っているだけで心拍などの生体情報を測定できるオフィスチェア型センサーを開発した(プレスリリース)。椅子に組み込んだ空気圧センサーで身体のわずかな振動を検知し、心拍や呼吸、体動などの生体情報を抽出する。

 独自のセンシング技術「Airitmo(エアリトモ)」を活用した。座面に埋め込んだチューブ式空気圧センサーで、座っている人の心臓の動きに伴うわずかな体の振動を検知。これを信号処理することで、測定器具を身体に装着しなくても心拍や呼吸、体動を測定できる。検知した情報のうち、心拍間隔のゆらぎを分析することで、心と体の状態を判定するという。

開発したオフィスチェア型センサー
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 椅子の背面に、無線モジュール内蔵センサー基板や電池を装着。測定結果はサーバーに蓄積される。1回の充電で1週間の連続使用が可能だ。

 三菱地所が東京・大手町に開設するビジネス交流施設「3×3 Lab Future(サンサンラボフューチャー)」に、今回のセンサーを設置。空調や照明による室内環境の変化と、オフィスで働く人の健康状態との相関を分析する調査を、三菱地所と共同で2016年2月に開始する。

 この調査では季節ごとに異なる環境条件を設定し、データを収集および分析。調査結果をもとに、仕事に最適なオフィスの空気環境を実現するための自動空調制御技術の開発を目指す。

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