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丸紅、オマーン初のメガソーラー、売電契約を締結

2019/02/12 12:19
工藤宗介=技術ライター
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丸紅が日本国内で開発したメガソーラー
(出所:丸紅)
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 丸紅は2月5日、オマーンでメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業を行うと発表した。同社の出資する特別目的会社(SPC)を通じて、「アミン太陽光発電プロジェクト」に関する売電契約を、オマーン石油開発会社(PDO)との間で締結した。

 オマーン初のメガソーラー事業で、出力は105MWとなる。SPCは今後、太陽光発電所を建設し、保守・運転を担当する。発電された電力は23年間にわたってPDOへ売電する。また、資金調達についてはプロジェクトファイナンスの組成を検討している。

 SPCの出資比率は、丸紅が50.1%、Oman Oil Facilities Development Company(OOFDC)が30%、Bahwan Renewable Energy Company(Bahwan)が10%、Modern Channel Services(MCS)が0.9%。

 運転開始は2020年5月の予定。丸紅にとっては、2014年から商業運転を行っているスール・ガス焚複合火力発電事業(2000MW)に続く、オマーンで2件目の発電事業となる。

 同社は、2018年度末の見通しで石炭火力を約3GWを保有するなど、世界22カ国で持ち分容量12GWを超える規模の発電資産を保有している。中東地区ではアラブ首長国連邦・スワイハン太陽光発電プロジェクト(1177MW)に出資参画するなど、再生可能エネルギー発電事業に積極的に取り組んでいる。

 昨年9月、同社は、石炭火力の新規開発から手を引き、現在、保有している石炭火力の設備容量を2030年までに半減させる一方、再エネ発電の比率を現在の約10%から2023年までに約20%まで増やすと、発表している(関連記事:丸紅、石炭火力を半減し、再エネ比率を2倍に拡大)。

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