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水力発電所を「斜面状態モニタリング」、日本ユニシスが実証

2018/02/09 19:39
工藤宗介=技術ライター
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実証実験の概要
(出所:日本ユニシス)
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 日本ユニシスは、静岡県西伊豆町にある水力発電所に「斜面状態モニタリングサービス」を提供する。水路設備周辺の斜面の状態変化が水路設備にもたらす影響を監視する実証実験を行う。2月7日に発表した

 東京発電の水力発電所「仁科川第三発電所」に設置する。監視手法としての有効性、設備保全への適用性を評価する。期間は3月末まで。

 日本ユニシスは、2015年から国立開発研究法人・防災科学技術研究所と斜面状態モニタリングに関する共同研究に取り組み、防災業務IoT製品のラインナップとして同サービスを提供している。

 斜面に設置したセンサーから地中の振動、傾斜、温度、湿度などの情報をモニタリングすることで、利用者は事前に避難準備を整えたり、いち早く避難行動を取ることが可能になる。

 今回の実証実験では、仁科川第三発電所の水圧管路周辺の急斜面地にセンサーを設置する。斜面の状態変化データを一定期間採取し、監視システムとしての有効性を評価する。振動、傾斜、温度、湿度に加えて、雨量や映像も採取する。

 仁科川第三発電所は、最大使用水量が毎秒1.95m3、有効落差が33.51mの水力発電所で、最大出力は530kW。1920年4月に運転開始した。

 日本ユニシスでは、同サービスの稼働実績をベースに、さらなるサービスの向上および活用分野の拡大を目指す。また、東京発電は、採取されたデータから同サービスの有効性および設備保全への適用性を評価する。

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