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三菱電機が「ZEB技術」の実証棟、鎌倉市に建設

 

2019/02/05 13:32
工藤宗介=技術ライター
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ZEB関連技術実証棟の完成イメージ
(出所:三菱電機)
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 三菱電機は1月30日、神奈川県鎌倉市にある情報技術総合研究所内にZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)関連技術の実証棟を建設すると発表した。「持続可能な開発目標(SDGs)」達成に貢献する活動の一環として、今後需要拡大が見込まれるZEBに関連する省エネ技術の開発および実証実験を行う。2020年6月に稼働開始する予定。

 経済産業省によるZEBの定義では、高断熱化・日射遮へい・再生可能エネルギー利用・高効率設備などによって省エネ基準よりも50%以上の省エネを実現したものを「ZEB Ready」と設定。さらに、太陽光発電などの創エネにより75%以上を達成したものを「Nearly ZEB」、100%以上を達成したものを「ZEB」と定義している。

 今回建設する実証棟では、ZEBの定義において創エネによる一次エネルギー供給量で実証棟内の設備による一次エネルギー消費量をすべて賄う「ZEB」を目指す。鉄骨造・地上4階建てで、建築面積は約2000m2、延床面積は約6000m2。投資額は約36億円、うち実証実験関連機器投資は約16億円。

 同社は、ZEBの実現を目指す事業者に向けてプランニングや業務支援を行っている。実証棟の建設により、ZEB関連技術の開発を加速し、順次事業に適用していく。さらに、働く環境の効率化などを含めてビルを高度化する同社のコンセプト「ZEB+」に基づく技術開発を推進するとしている。

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