ニュース

ネクストエナジー、台風・多雪地域向けに「高耐圧」太陽光パネル

2019/01/31 16:09
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
多雪や台風による強風に対応した高耐圧太陽光パネル
(出所:ネクストエナジー・アンド・リソース)
クリックすると拡大した画像が開きます

 ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、高耐荷重に対応した太陽光パネルの新製品を1月29日に販売を開始した。北海道や東北地方などの多雪地域、沖縄地方などの台風が多い地域、高所で風の強い場所などへの設置に向く。

 単結晶シリコンセル(発電素子)によるPERC(裏面不動態式)型と、多結晶シリコン型の2タイプをラインアップした。

 従来品よりカバーガラスを厚くし、フレームを改良することで、積雪荷重(表面、風圧荷重を含む)・風圧荷重(裏面)とも機械的耐荷重1万Paを実現した。モジュール(パネル)としては最大積雪量3m、最大風速46m/s、設置高さ30mに対応できる。

 電流量を増やすPERC技術(単結晶シリコン型のみ)と、発電効率を向上する5本バスバーを採用した出力を高めた。最大システム電圧は1000V、最大過電流保護定格は15A。セル枚数は60枚(6×10)。質量は21.5kg。

 単結晶シリコン・PERC型は、最大出力305W、変換効率18.7%。価格は24万4000円。多結晶型は、最大出力275W、変換効率16.9%。価格は19万2500円。販売目標は、それぞれ年間30MWを見込んでいる。

 昨年の夏には、勢力の強い台風が相次ぎ、強風による太陽光パネルの損傷も相次いだ(関連記事:台風21号の猛烈な風、太陽光パネルに「これまでにない損傷」、経産省が公表)。

  • 記事ランキング