パネルの大量放置を懸念

 「FIT認定運用の見直し」では、太陽光で先行して導入した運用ルール(運転開始期限、出力増加時の価格変更、設備の設置場所の使用権原証明)について、全電源に導入する方向性が示された。

 「太陽光パネル廃棄に関する課題への対応」では、廃棄費用を積み立てていない事業者も多く、「自己所有地で実施される事業用太陽光を中心に、事業終了後の太陽光パネルが大量に放置されてしまうリスクが高い」との認識を示し、現行FIT制度の執行を強化するとともに、廃棄費用の積み立てを担保する施策、例えば、「第3者が外部で積み立てを行う仕組み」などを検討すべきとした。

 パネル廃棄に関する「現行FIT制度の執行強化」では、毎年の報告義務や公表制度に、「廃棄費用の積立計画・状況の項目」を追加することや、積み立てが計画通りでない認定事業者に対し、「必要に応じて報告徴収・指導・改善命令を行う」との事務局案を示した。

太陽光パネルの廃棄費用を積み立てていない事業者も多い
(出所:経産省)
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