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五洋建設、鳥栖市のビルでZEB達成、41kWの屋根上太陽光

2019/01/25 13:29
工藤宗介=技術ライター
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「久光製薬ミュージアム」の外観イメージ
(出所:五洋建設)
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 五洋建設は1月17日、佐賀県鳥栖市で建設中の「久光製薬ミュージアム」において、太陽光発電などの発電設備を含めた省エネ率103%を達成し、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)最高ランクの「ZEB(Zero Energy Building)」認証を取得したと発表した。

 久光製薬の創業170周年記念事業として計画された建物。基本デザインは著名な彫刻家チェッコ・ボナノッテ氏、設計・監理は安井建築設計事務所。施工は同社が担当し、久光製薬の「より豊かな社会の発展と地球環境保全を目指したCSR活動」の推進に向けてZEBの技術を提案した。

 屋根上にパナソニック製の太陽光パネル(出力41.4kW)およびPCS(定格出力5.5kW/台×8台)を設置した。屋根の断熱強化や空調設備などの省エネ対策、各種センサーの設置による設備機器の運転制御などを搭載した。

 地上から太陽光パネルが見えないように配置するなど、ファサードなどの基本デザインを変えずにZEBを達成した。

 エネルギー計測のためのBEMS(ビル・エネルギー管理システム)を導入した。利用時のエネルギー消費量をモニタリング・分析し、採用した技術の効果を把握し、最適な運転制御技術を蓄積するという。鉄筋コンクリート造の地上2階建て。延べ床面積は687.64m2。2月に竣工予定。

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