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問診支援サービス提供開始、「臨床推論アルゴリズム」搭載

メトロネット、タブレット端末を活用

2018/01/25 17:30
増田 克善=日経デジタルヘルス
臨床推論アルゴリズムを搭載した問診サービス
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問診結果(左)は文章に変換され(右)、そのままカルテ記載可能
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 デジタルヘルスベンチャーのメトロネットは、患者がタブレット端末やパソコン画面上に表示される質問項目に回答することにより、医師の聞きたい情報を漏れなく効果的に収集できる双方向型次世代問診支援サービスの提供を開始する。病院、クリニックを対象に初年度100施設、次年度200施設の販売を計画している。

 筑波大学附属病院 教授の前野哲博氏による監修の下、ベテラン医師の知識や経験を形式知化し体系化したとする臨床推論アルゴリズムを搭載している。患者の回答結果に応じて、このアルゴリズムが次に聞くべき質問項目をデータベースの中から抽出・表示する。従来の画一的な問診情報とは異なり、症状に応じて医師が聞きたい、もしくは聞くべき情報を漏れなく効率的に収集することが可能になるという。

 問診結果は箇条書きの書式から一連の文章に変換することができ、そのまま電子カルテの記載事項として連携することが可能である。これにより電子カルテの入力作業を削減できる。それぞれの質問項目内には質問の意図や背景を説明するガイダンス機能を設けており、経験の浅い医療スタッフに対する教育的な活用もできる。治療緊急度を表示するトリアージ機能や、外国語で質問した結果を日本語翻訳する機能なども実装している。

 将来的には、収集した問診データを解析することで、問診情報のさらなる有効活用や診療サポート情報の提供を目指す。患者など一般の人へ展開することにより、セルフメディケーション分野も視野に入れている。例えば、問診ナビに続き、一般市販薬向けの「OTCナビ」、急病患者対応の「病状ナビ」を現在開発しているという。

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