AIでケアマネジャーを支援、ウェルモが実証実験

居宅介護支援事業所のデータで学習

2019/01/22 07:00
近藤 寿成=スプール

 ウェルモは、福岡市で進めているケアマネジャー支援の実証実験に協力してくれる居宅介護支援事業所の募集を始めた。介護サービスの利用計画などを記載したケアプランや、アセスメントなどのデータを提供してもらう。データを学習させたケアプラン作成支援AI(人工知能)をケアマネジャーに利用してもらい、ケアプランの推薦精度や満足度を検証する。

実証実験の概要イメージ
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 ウェルモでは、「CPA(ケアプランアシスタント)」と呼ぶAIを活用して、ケアプラン第2表の作成を、文章提案と専門知識の補完で支援するツールを開発している。CPAにより、文章作成の効率化や幅広い知見を取り込んだケアプランの作成が可能になる。実証実験で現場のケアプランなどのデータをAIに学習させて、ケアプラン作成支援ツールの精度向上を図る。

 実証実験に協力した事業所には実験結果を報告し、さらに福岡市にはケアプランデータの分析結果を提供する。これらによってケアプランの質の向上や、自治体の政策支援に役立てる。また地域の介護情報を見える化する介護情報データベース(ミルモシリーズ)の検索性の向上にも活用する。

 なお、提供を依頼するケアプランなどのデータは「個人情報」になるため、匿名加工処理(特定の個人を識別できないように個人情報を加工すること)が必要になる。匿名加工処理委託業者はウェルモが選定し、費用もウェルモが負担する。

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