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太陽電池で自立動作する水田用自動給水栓、積水化学が製品化

2018/01/19 07:32
工藤宗介=技術ライター
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水まわりくん設置イメージ
(出所:積水化学工業)
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 積水化学工業は、太陽電池の電気で自立動作し、時間や水位に応じて自動開閉する水田用給水栓「水(み)まわりくん」を1月22日から本格販売開始する。給水栓の開閉のために水田に行く回数を減らして水管理作業を省力化できる。価格は11~13万円前後(タイプにより異なる)。

 同社製の水田用給水栓「エアダスバルブ」の上部に設置する制御装置。スケジュール管理と水位センサー管理を組み合わせてバルブの開閉を管理できるため、例えば雨天時における必要以上の給水防止や高温障害対策の夜間かんがいの実施などが可能になる。

 本体つまみで各種設定を行うタイマー型、スマートフォン画面から設定できるリモコン型、特定小電力無線により遠隔監視・操作できる遠隔操作型の3タイプを用意した。遠隔操作型は、水位センサーの情報をクラウドサーバーに蓄積し、日間・週間・月間でグラフ表示できる。

 「官民連携新技術研究開発事業」「次世代農業水利システム実証調査」「革新的技術緊急展開事業」などの国の政策に基づき、2015年度から福井県、岐阜県、長野県、滋賀県、山口県、北海道などの水田で同製品の実証実験や試験導入を行い、効果が確認できたことから本格販売を開始した。

 今後は、新無線通信技術であるLPWAなどを用いた遠隔操作型自動給水栓および各種水位・水温センサーとの連携したシステム、その他営農管理システムと連携するシステムなどの開発を進めていく。

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