オンライン医療事業に向け、LINEヘルスケアを設立

LINEとエムスリーが共同出資

2019/01/09 15:00
近藤 寿成=スプール

 LINEとエムスリーは、オンライン医療事業を目的とした新会社「LINEヘルスケア」を共同出資で設立した。コミュニケーションアプリ「LINE」を活用した医療に関するQ&Aや遠隔健康医療相談、オンライン診療をはじめとするオンライン医療事業を展開していく。

 まずは2019年中に遠隔健康医療相談サービスの開始を予定しており、法整備の進展を見ながらエムスリーの医療従事者専門サイト「m3.com」の薬剤師会員基盤を活用した処方薬の宅配サービスなども検討していく。

 将来的には、病院での待ち時間の解消や、診療時だけでなく患者の日常生活における実態を把握した上での最適な医療の実現、病気やさまざまな症状に悩む患者のプラットフォームとして医療業界の課題解決に資するサービスの提供を目指す。

 LINEは、国内月間利用者数7800万人の「LINE」を展開する。「CLOSING THE DISTANCE」をコーポレートミッションに掲げ、「LINE」を入り口に生活のすべてが完結する「スマートポータル」の実現を推し進めており、決済や金融、O2O、求人、ニュースなどのさまざまな領域でサービスを展開している。

 エムスリーはm3.comを運営する。日本の臨床医の約9割にあたる27万人以上の医師会員と日本の薬剤師の半数超にあたる16万人以上の薬剤師会員などに医学関連情報を配信している。全世界で450万人以上の医師会員・調査パネルを有しており、そのメディア力を生かした製薬会社向けマーケティング支援サービスや調査サービス、医師転職支援サービスなどを展開している。

 LINEヘルスケアでは、LINEのユーザーベースと、m3.comの会員基盤に加え、医療総合メディア「QLife」や医師相談サービス「AskDoctors」などの一般生活者向けソリューションを展開するエムスリーグループの医療分野における知見やノウハウを活用する。

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