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医師や薬剤師の集合知を活用へ、メドピアとEMシステムズが提携

薬剤評価掲示板を医科・調剤システムに連携

2019/01/08 10:00
近藤 寿成=スプール

 メドピアは、イーエムシステムズ(以下EMシステムズ)と業務提携契約を締結した。互いのコンテンツやシステムを連携することで、医師や薬剤師の集合知を医療の現場でより活⽤しやすくする。顧客の利便性を高めるとともに、マーケティング連携なども行い双方の顧客およびユーザー基盤の拡大を目指す。

「薬剤評価掲示板」における口コミ画面のイメージ
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 メドピアは、12万人以上の医師会員を保有する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営する。主要コンテンツの一つに、医師同士が医薬品の処方実感(効果や副作用の頻度・重篤度など)を定量・定性で評価した口コミを共有する「薬剤評価掲示板」がある。2019年春からは、薬剤師版の「薬剤評価掲示板」を始めとした、薬剤師集合知プラットフォーム事業を展開する予定である。

 EMシステムズは、国内シェアトップの32%を占める調剤システム(電子薬歴)に加え、医科システム(電子カルテ)や介護システムを提供する。2018年11月に発表した完全クラウド型の共通情報システム基盤「MAPsシリーズ」では、「システムの一体化による医科・調剤・介護従事者間での連携」「問診機能やカルテや薬歴などの作成支援機能などによる患者とのコミュニケーションを始めとした業務支援」「低価格化による負担軽減」などの実現を目指している。

 今回の提携により、メドピアの「薬剤評価掲示板」をEMシステムズの医科システムと調剤システムに連携させ、処方薬を確認する際に容易な操作で医師や薬剤師の口コミ評価を閲覧できるようにする。

 さらに、製薬企業が患者向けの情報資材として作成する「患者指導箋」を、医科システムと調剤システムから容易な操作で印刷して患者に提供できるようにする。これにより、製薬企業の患者向けの情報提供活動を支援するとともに、医師や薬剤師が処方薬に応じた適切な説明資材を患者へスムーズに届けられるようになる。

 また、EMシステムズの医科システムに関する情報を「MedPeer」の開業・経営支援サービス内で訴求し、開業医や開業を目指す医師に向けたオンラインマーケティングを支援する。

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