米Integrated Device Technology(IDT)社は、付加ジッター(RMS値)が39fs(標準値)と小さい18出力のファンアウトバッファーIC「8SLVS1118」を発売した。1個のクロック信号入力を、最大18個のクロック信号に分割して出力するクロックバッファーICである。同社によると、「競合他社品に比べると、クロック信号出力が2個多く、付加ジッターは業界で最も少ない」という。クロック信号の出力数が増えたため、使用するファンアウトバッファーICの個数を削減でき、プリント基板の実装面積を減らすことが可能になる。付加ジッターについては、「一般的なファンアウトバッファーICは50fsを超える」(同社)という。付加ジッターが39fsと小さければ、高いデータ伝送速度のスイッチやルーターなどに適用できるようになる。クロック分配に対して厳しいタイミング要件が求められる通信機器や産業機器、医療機器などに向ける。

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