ルネサス エレクトロニクスの米国半導体子会社であるIntersil社は、地球の低軌道(LEO)に数百機もの小型衛星を配置して構成するメガ・コンストレーション・ネットワークに向けた放射線耐性ICを3 製品発売した。3製品の内訳は、CANトランシーバーIC「ISL71026M」と、オペアンプIC「ISL71444M」、降圧型DC-DCコンバーターIC「ISL71001M」である。いずれも放射線耐性を備えたプラスチックパッケージに封止した。「今回発売したICは、放射線耐性試験をクリアしたClass V(宇宙レベル)品に比べると、非常に低いコストで放射線耐性を実現した」(Intersil社)。放射線耐性試験としては、総イオン総量(TID)が最大30krad(Si)におけるシングルイベント効果(SEE)や、線エネルギー付与(LET)が43MeV•cm2/mgにおけるシングル・イベント・バーンアウト(SEB)や、シングル・イベント・ラッチアップ(SEL)、シングル・イベント・トランジェント(SET)、シングル・イベント・ファンクション・インターラプト(SEFI)を実施している。メガコンストレーション用途のほか、高高度向け航空宇宙用電子機器、ロケット、高精度な計測器などに向ける。

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