米Analog Devices社は、スマートグリッド用途に向けた16ビット分解能のデータ収集(データアクイジション)IC「AD7616」を発売した。「発売したICを使うことで、スマートグリッド機器のモニタリングが強化されることで、その機器への悪影響を及ぼすシステム障害を防止し、家庭や企業への電力の送電効率を高められる」という。16チャネル入力の16ビットA-D変換器を2個集積した。デュアルの同時サンプリングA-D変換器である。測定誤差は最大0.2%(クラス0.2)と小さい。このため「高速、高精度ながら低価格での障害検知が可能になる」(同社)としている。保護リレー装置が故障した場合に発生する修理/交換コストを最小限に抑えられるわけだ。低電圧送配電用リレー保護装置やフィーダー・ターミナル・ユニットなどの送配電装置のほか、マルチフェーズ対応のモーター制御機器や産業用計測機器などに向ける。

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