複数の製品をまたいだ部品の共通化を進めるモジュラーデザイン。その導入を本格化する企業が増えてきた。ところが、うまく実践できずに悩む声が多い。「技術者塾」の講座「これならできるモジュラーデザイン」で講師を務めるVPM技術研究所代表取締役所長の佐藤嘉彦氏に、モジュラーデザインがうまくいかない理由と、シンプルな実践法を聞いた。

─モジュラーデザインの最近の動きをどう見ていますか。

佐藤氏:モジュラーデザインを本格的に導入しようとする日本企業が増えています。トヨタ自動車が「TNGA(Toyota New Global Architecture)」の採用車種を増やしたり、ホンダが2020年までにモジュラーデザインを導入すると発表したりといった話題も出てきました。

 自動車メーカーだけではありません。建設機械メーカーや農機メーカー、そして中小企業の加工メーカーなど、幅広い分野の製造業がモジュラーデザインの導入を始めています。増える一方の部品数に対して何らかの手を打たなければ、会社は回らないという危機感を本気で覚えているのでしょう。その一方で、気掛かりな点もあります。

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