2017年5月、米ピッツバーグで、付加造形(Additive Manufacturing、以下AM)技術の展示会「RADIP+tct」(2017年5月8~11日)が開催された。3Dプリンターメーカーや、3Dスキャナーメーカーなどが展示ブースを構えて製品を披露(図1)。同時に、樹脂や金属の試作・製造から最新のバイオプリンティングまで幅広い分野のAM技術を対象に、市場動向や専門家向け解説など多数の分科会が開催された。

図1 付加製造技術の展示会「RAPID+tct」
2017年5月8~11日に米ピッツバーグの「David Lawrence Convention Center」で開催。企業展示とともに、多数の分科会が行われた。製造業の振興を目的とした米国の非営利団体であるSME(Society of Manufacturing Engineers)と、米Rapid News Publications社が主催している。
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 来場者の強い関心を集めていたのが、製造装置としての期待が高まっている金属3Dプリンターだ。例えば、2日目の基調講演に登壇した米General Electric(GE)社Executive Vice PresidentのPhilippe Cochet氏は、同社が「Brilliant Factory」において、今後ますますAM技術が重要な役割を果たすとの見解を示した(図2)。

図2 2日目の基調講演に登壇した米General Electric社Executive Vice PresidentのPhilippe Cochet氏
GE Additiveの取り組みなどを紹介しながら、AM技術が製造業に大きな変革をもたらすなどと語った。
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 同氏は、GEにおける金属3Dプリンターを使った航空機用エンジン部品の製造などを紹介しながら、「欲しいときに欲しいところで部品をプリントできるAM技術は、サプライチェーンを含む製造業のエコシステム全体を大きく変える可能性を秘めている」と語り、その将来性に強く期待していることを伺わせた。

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