台風の持つ莫大なエネルギーをうまく利用できないか。そんな夢に挑むのが、風力発電ベンチャーのチャレナジー(本社東京)だ。従来のプロペラ式の大型風力発電機とは一線を画すマグナス式風力発電機を開発。台風のような強風下での風力発電にチャレンジしている。実証試験も始まり2020年の実用化に向けて新たな一歩を踏み出した。

(写真:栗原克己)

 我々が開発を進めている「垂直軸型マグナス式風力発電機」にはプロペラがありません。野球のカーブボールが曲がるのと同じ原理「マグナス効果」を利用して、3本の円筒形の回転体によって発電機を回すものです1)

* マグナス効果 流体中に回転体を置くと、片側は回転体との摩擦で流体の流れが速くなり、反対側は逆に遅くなる。この流速の違いにより圧力差が生じて、流体の流れと直交する方向に力(マグナス力)が働く。

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